レイキ Reiki
Reiki for Athlete
レイキ(霊気)とは、誰の身体にも流れている自然なエネルギーであり、手のひらを体に当てることで、そのエネルギーの流れを良くすることができるのです。
病気を部分的疾患としてではなく、心と体全体の問題として考えるホリスティック医療が進む国々(米国・インド・イギリス・カナダ・オーストラリアなど)では、手術前後の痛みや不安の軽減や回復力への有効性が認められ、レイキが代替医療の一つとして医療現場で使われています。
2001年~アフガニスタン戦争
2003年~イラク戦争
戦場に複数回派遣され、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱える兵士が1万人を超える中、米軍は鍼と併せてレイキを代替医療として治療に導入しました(東京新聞より)
米国では、米国医療協会が全病院でのレイキヒーリングを許可しており、現在では800ほどの病院やがんセンターで使われていると言われています。
アメリカ東海岸にあるハーバード大学の分院の1つでは、世界最大の病院レイキプログラムを提供しており、レイキを以下のように紹介しています。
当院では、レイキセラピストや、レイキヒーリングを行う認定を受けた看護師やその他のスタッフが60名ほどレイキボランティアとして在籍しており、過去8年間で患者、家族、病院スタッフに40.000回を超えるレイキセッションを提供してきました。
患者だけでなく、多くの看護師、医師、ソーシャルワーカー、理学療法士、栄養士、牧師が、定期的にレイキセッションを依頼しています。
当院では、レイキをリラクゼーション技術として定義しています。レイキセラピストが患者の頭、肩、腕、手、膝、足首、足などの体に優しく手を置きます。この軽いタッチは、体の「リラックス反応」を促進します。体がリラックスすると、バランスをとる本来の能力をより簡単に発揮できるようになります。
レイキセッションを受けた患者、家族、スタッフからのフィードバックと外部研究に基づくデータは、レイキがリラクゼーションを促進し、ストレスや不安を和らげ、痛みや疲労を軽減し、全体的な生活の質を向上させることを示しています。
レイキは、不安、肉体的痛み、不眠、あらゆる種類のストレスを克服するのに役立っています。
~ 病院ホームページ(資料は2020年のもの)より抜粋 ~
日ごろ、トレーニングでの体の疲労やプレッシャーを感じているアスリートにこそ、レイキヒーリングをお勧めします。
体の痛みの緩和はもちろん、レイキが体中を巡ることで、滞りを解し体内の機能を整えてくれます。その結果、睡眠の質も向上していきます。
実際に手を当ててレイキヒーリングを始めると「気持ちよくて眠くなる」と眠気を訴える方がほとんど。
施術をしている中で、身体に残る痛み(滞り)や硬さには、メンタルの不調も関係していることが多いと感じています。心身ともに和らいで、笑顔で全力を出し切れるよう 巡る体づくりをお手伝いします。
【日本のレイキ】
創始者 臼井甕男 (うすい みかお) 1865~1926
岐阜県に生まれ、幼少の頃から勉学に励む。歴史・医学・宗教経典・心理学・易仙(暦と占いを司る)・人相学を深く極め、職業も官史・会社員・公務員・実業家・新聞記者・政治家の秘書・宗教の布教師など、多くの経験を積む。人生の裏表を深く知るにつれ「人生の目的とは何か」と考えるようになりました。
多くの学びを得る中で「人生の目的は安心立命(心の平安)を得ることである」 という結論に達すします。それは「人は自分の力だけで生きているのではなく、宇宙から使命を与えられ、生かされている」という真実を知ること。そして「人を生かしている宇宙が、人の不幸や病気を望むことはない。宇宙を信頼して、人生で何が起こっても動揺せず、いつも安らかな心を保ちながら、自分の役割を果たして行けばよい」ということでした。それを体得するため禅寺で3年間の修行を行うもめざす心の境地は得られず、大正11年、死を覚悟して鞍馬山にて断食を行いました。山を下りる際に石につまづき足の指を剥がし、手を当てたところ、即座に治癒するという霊気による治癒能力を感得。「霊気は宇宙の導きの波動であり、霊気と響き合う生き方こそが、健康と幸福への道である」と悟りました。
自分の体験を多くの人と分かち合い、誰でも出来る手当て療法を入り口にして、人生の目的である安心立命(心の平安)を伝えていこうと決意しました。
大正11年 臼井霊気療法学会を設立し、施術と普及を行う。
大正12年 関東大震災で多くの傷病者を救済。
大正14年 3度目の脳溢血が起こり、62歳で死去。
【五戒】
今日 丈(だ)けは 怒るな
心配すな 感謝して
業(わざ)をはげめ 人に親切に
~ストレスに満ちた日常の中で、不調和な波動との共鳴を避け、霊気の高い波動と響き合いながら、自己の役割を淡々と果たして行くことが大切なのだ~
【明治~昭和初期の霊術ブーム】
大正時代を中心にして、明治末期から昭和10年代(第二次世界大戦前)まで、霊術家と呼ばれる多くの治療家たちが出現し活躍。大ブームとなりました。霊術には、整体・催眠術・呼吸法・静座法・念力・気合術・エネルギー療法など、手のひら療法が多く存在していました。
病気治療にとどまらず、霊気を活用して「手当て療法を入り口に、安心立命(心の平安)の境地をめざす」という当時の臼井霊気療法は、当時の海軍関係者が注目(霊気を艦内での限られた医薬品の代替えとして利用しようとしていたと予測される)し、海軍士官や政府高官たちが多数在籍していました。終戦直後には全国に80ほどの支部があったのですが、GHQの代替療法の禁止政策も追い打ちをかけ、対外的な活動が一切停止されることになりました。また、敗戦により社会全体の価値観が、昔から日本にある技法などは古くて遅れている、欧米の価値観や文化・文明が進んでいるしより優れている、科学的に理解できるものが信用に値するもの、と変化。 霊気は日本の戦後社会の中では忘れ去られていってしまいました。
【世界の Reiki レイキ へ】
霊気は、臼井氏の育てた師範により世界に伝えられました。今日、世界のレイキ人口は600万人以上ともいわれ、アメリカ・イギリス・ドイツ・カナダなど世界各国に広まっています。
現代医学の目覚ましい進歩はあるものの、従来の治療法では対処しきれない病気も増えており、有効なものは何でも取り入れようという「ホリスティック医療」が脚光を浴びるようになりました。悪い箇所だけを問題にするのではなく、環境や心の持ち方、生活習慣など、その人の全てを癒しの対象とする。病気は悪いものではなく、気づきのサインである。本人の内なる治癒力を、癒しの中心におく。本人が癒し、医師はそれを手助けする。そんな考え方にシフトしているのでしょう。
現在、先進国では西洋レイキの効果に関する医学的検証が積み重ねられ、現代医療の現場で活用されています。レイキが心と体、人間そのものを健全にという臼井氏の思想から始まっているからこそ、現代のホリスティック医療に受け入れられているのだと思います。
日本には、1980年代後半、ドイツ人フランク・ペッター氏によって、さまざまな考え方を持つ西洋レイキとして逆輸入されました。特に最近では、精神世界やスピリチュアルな考え方の認知が広まってきたこともあり、日本社会にも受け入れられるようになってきました。